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2024.06.03
体育祭2024 breakthrough
5月30日(木)草薙総合運動場体育館このはなアリーナで「体育祭」を開催しました。

本校の体育祭は、中学1年生から高校3年生まで学年対抗で競われます。学年ごとに赤、紫、黄色、青、オレンジ、緑のカラーがあり、卒業してからも「自分たちの色」として大事にしていきます。6年間の学校生活の中で思い入れの強いイベントのひとつです。
長縄跳びから競技がスタート。8の字飛びと全体飛びで回数を競います。声を出してタイミングを合わせクラスの団結力を最大限に発揮!あえて練習をやらずに体力を温存したり、2分の制限時間いっぱいまで繰り返し挑戦する姿に、体育祭にかける熱意が伝わってきます。
続いて行われたのは新ゲームの「ボール送り」です。布の上にボールをのせて運び、指定の位置でボールを紐の高さまで投げ上げキャッチするというもので、難易度の高い競技のようでした。

中2のマスゲーム「みんなで踊ろう!Cheer up」では、ポンポンを持って笑顔で楽しそうに踊る様子に、客席の先輩たちや保護者のみなさんからは「かわいい~!」の歓声が上がりました。
白熱した「クラス対抗リレー」と「クラブ対抗リレー」では、応援の歓声が館内に響き渡りました。中学では2年A組が、高校では2年C組が1位となりました。学年対抗の体育祭ですが、すべての競技において必ずしも高学年が上位になるとは限りません。順位ごとに決められた得点が与えられ加算されていくので油断は禁物です。
クラブ対抗リレーは運動部と文化部別にレースが行われ、先生のチームも参加。運動部はバドミントン部、文化部はハンドベル部が1位となりました。
午前の最後は「学年応援披露」が行われました。学年ごとに他学年にエールを贈り合い、体育祭にかける意気込みを歌やダンスでアピール。初めての体育祭となる中1には先輩たちから優しい応援歌が、高3には後輩たちから尊敬や憧れのメッセージが伝えられました。
また、最後の体育祭となる高3は、先生方への感謝の気持ちを心のこもった替え歌で伝えるのが恒例となっています。日頃は照れくさくて言いにくいメッセージを「あの幼かったうちらがもう高3だよ。大人になれたかな?これからの緑の成長を見守ってください」などと伝えました。

昼休み前に得点の中間発表がありました。1位が高3で392点、2位が中3で377点、3位が中2で354点でした。
昼休みには、ダンス部や新体操部による美しく力強いパフォーマンスが披露され、スタンドの保護者の皆さんや生徒たちから大きな拍手が送られました。
午後の最初は、高3による楽しいパフォーマンスからスタート。「ね!ね!ね!、緑の一番かわいいところをよく見てる」というキャッチフレーズでダンスを披露。緑の学年のチームワークをめいっぱい表現しました。
綱引きでは経験豊富な高学年の方が有利ですが、綱を引くタイミングや全体重を綱に預けるテクニックで一気に決着が着くことがあるため、結果が予想できません。この種目では、自分の学年の生徒たちに一生懸命声援を送る先生方の熱気あふれる応援も見どころのひとつです。
4人で棒を持って疾走する「台風の目」に続いて、波乱の起きやすい「宅配リレー」が行われました。バトンの代わりに段ボール箱を運ぶリレーなのですが、どんどん増えていく荷物に大奮闘。ゴール直前でばらまいてしまい、順位を落としてしまうシーンが何度もありました。
「ダンシング玉入れ」では、助っ人として事前に抽選で選ばれた先生方も参加します。離れた場所でダンスをして音楽が止まったら走って行き玉入れを始めるのですが、制限時間いっぱいまで一心不乱で玉を投げ続ける、楽しそうな名前とは裏腹なハードな競技です。
最後の競技は学年ごとのファイナルリレーで、各学年12人が参加します。これで結果が左右されるかもしれないとあって、観客席の興奮も最高潮に達していました。1位になったのは高2でしたが、総合得点の結果は・・
2位と3位が同点で中3と高2が827点、1位が高3で877点という結果で、高校3年生が有終の美を飾りました。おめでとうございます!

この日のために結束を高め、精一杯力を出し切った体育祭。よい結果に抱き合い飛び跳ねて喜ぶ様子や、初めての体育祭で慣れない中学1年生をサポートする先輩たちがとても印象的でした。

英和女学院 中学校・高等学校

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