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2024.06.21
English Day 礼拝
6月21日は、静岡英和女学院の「English Day」でした。積極的に英語を話し、外国文化や風習を学ぶ特別な「英語の日」です。朝の礼拝はイギリス人のStuart先生とボランティアの生徒たちによって英語と日本語で行われました。
今月、体育祭が行われたこともあり、この日は3つのスポーツとスポーツマンシップについてお話がありました。

最初に「クリケット」の紹介がありました。1200年代に始まったと言われる非常に歴史のあるスポーツで、イギリスで最も人気があり世界で2番目に人気があります。1チーム11名で行い交代でボールを打って投げるという野球に似たスポーツで、2026年のロサンゼルスオリンピックで128年ぶりに競技として採用されます。

2つ目は「アイスホッケー」です。カナダで一番人気のあるスポーツで、各チーム6人で氷上で行われ、ゴールにパックを入れることでポイントを獲得できます。もともと夏季オリンピックで実施されていましたが、1924年以来冬季オリンピックで行われるようになりました。

最後は「トライアスロン」です。第1回大会は1974年に開催され、2000年にオリンピック種目となりました。1.5kmの水泳・40kmの自転車・10kmのランニングを連続して行う種目です。イギリスのブラウンリー兄弟は世界で最も有名なトライアスリートです。
彼らには人々の記憶に残るエピソードがあります。2016年「世界トライアスロンシリーズ」に参加した時、前を行く弟がレース終盤に脱水症状で走れなくなってしまい、それを見た兄が肩を貸して2人でゴールしたのです。勝利が何より大事だと思われる世界で、スポーツマンシップの素晴らしさを世界に知らしめた出来事でした。

もちろん誰もが勝ちたいと思っていますが、良い選手であるということは他人の事を思いやり、公平に競争するものだということ忘れないことが大切です。

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