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2023.12.19
学校クリスマス
12月16日、「学校クリスマス」生徒の部が13:00より、一般の部が16:00より行われました。入場制限もなく以前のようにフルで開催するのは4年ぶりとなります。
ハンドベルクワイアによる前奏「O Come, O Come, Emmanuel」 の音色が響き渡ると、礼拝堂は一気に神聖な雰囲気に包まれました。招きの言葉の後、キャンドルを持った聖歌隊が讃美歌「あめにはさかえ」を歌いながら、厳かに礼拝堂に入場してきました。
聖歌隊のメンバーは、音楽部と有志の生徒がつとめています。「あら野の果てに」「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」「Hallelujah」などを賛美。その美しく力強い歌声に凛とした空気が漂い、観客は魅了されていました。今年は中2から高3の生徒7名がパイプオルガンを演奏し、吹奏楽部がステージ前で出演しています。
キャンドルサービスではハンドベルクワイアが「O Holy Night」を演奏。壇上のキャンドルの炎を、点火係の生徒が来場者一人ひとりの持つキャンドルに灯していき、礼拝堂がたくさんのほのかな灯りで満ちあふれると、あたたかく幻想的な雰囲気となりました。
今年は明治学院中学校・明治学院東村山高等学校元校長の和田道雄 先生をお迎えし、「神に栄光、地に平和」というタイトルでメッセージをいただきました。今年世界で起こった様々な出来事を振り返り、ぜひみなさんが手にしているともしびを集めて、この世界を明るく照らす光となってください。と、お話がありました。
今年は聖歌隊に参加したい小学生を募り、4名が10月からこの日に向けて練習を行ってきました。終盤に英和生と同じ白いガウンを着た小学生が登場し、最後の2曲「かいばおけにすやすやと」と「Hallelujah」の2曲を一緒に賛美しました。ステージに上がりスポットライトの下で緊張していたようですが、とても堂々としていて嬉しそうな表情でした。
最後の讃美歌「Hallelujah」は来場者も一緒に賛美しました。この曲は英国王ジョージ2世が感動のあまり立ち上がり聴衆もそれに従ったという故事から、演奏の際に起立する習慣があります。心に響く圧倒的な迫力で、感動の内に学校クリスマスは終了。穏やかで心地よい余韻が礼拝堂に満ちていました。

お越しくださった皆さま、ありがとうございました。

英和女学院 中学校・高等学校

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