静岡英和女学院 中学校・高等学校

9月9日（土）「英和祭」一般の部 が開催されました。

今年の英和祭のテーマは「青春」です。ここ数年、なかなか味わうことのできなかった理想の「青春」をこの英和祭で叶えたい、またこの日が「青春」を再スタートさせるきっかけとなってほしいという、生徒たちの思いが込められています。

教室ではクラブやクラスごとの展示・発表が行われました。高校3年生のクラスでは、アメリカンな装飾と小道具いっぱいのダイナーや、教室内を暗くしてほのかなライトで雰囲気のあるカフェ「Star Ace cafe」をオープンしたり、個性のある出店で人気を集めていました。

新体操部のクラスダンスでは「Cherich」など7曲をBGMに、学年やグループごとに元気いっぱいのパフォーマンスを披露。午前と午後に2回公演を行ったのですが、早い時間から多くの観客が訪れ席について開演を待っており、次々と繰り広げられる笑顔あふれるダンスに大きな拍手を送っていました。

生物部では小学生のみなさんが水槽の魚や亀などの生き物を観察したり、英和生に教えてもらいながら様々な科学実験を楽しく行っていました。校内は一日中にぎやかでしたが、茶道室の中は静かで少し緊張した雰囲気に包まれており、お越しになった皆さんがお茶会に出席。厳かにお点前体験をしていました。

毎年大人気のホームクラブでは、この日のために作った美味しそうなクッキーやマドレーヌを販売。一般の方はもちろん多くの英和生も買い求めます。最初の販売ではすぐに売り切れてしまい、2回目の販売時間を待って買うための長い列ができていました。

人気のバザーは開場と共に大盛況となりました。英和祭の開催において、準備段階から当日のお手伝いに至るまで、同窓会・後援会・PTA・母の会など多くの皆様の力強いご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

ずっと中止となっていた中庭フードコートが4年ぶりに復活しました。一日中小雨が降ったりやんだりの生憎のお天気でしたが、焼きそばやフランクフルト、おでんなどたくさんの屋台が並び、一日中おいしそうなにおいが立ちこめていました。

体育館は母の会や同窓会、YWCAなどのブースが出店。大会議室には縁日のエリアもあり、射的やくじ、ゲームなどが行われ明るい歓声が上がっていました。

英和祭には毎年多くの卒業生が来校してくれます。普段は忙しくてゆっくり話ができない先生方と、懐かしい昔話や近況報告ををする大切な機会です。今年も職員室前などあちこちで「先生～！お元気ですか！」の声が聞こえていました。

礼拝堂では生徒の部で紹介した、ハンドベル部、演劇部、新体操部、ダンス部、音楽部、吹奏楽部、高校生徒会ロックソーラン節のステージが行われました。
◆こちらでご覧ください→「英和祭 2023 生徒の部」

一般の部のこの日は第1部と第2部の間に「有志ステージ」を開催。14組が楽器演奏やダンス、歌など華やかなステージを披露。部活の発表とはまた違ったカジュアルで自由なパフォーマンスで、礼拝堂が楽しく活気に満ちたライブ会場となり、客席から応援の大きな歓声が途切れることなく上がっていました。

本年度の文化祭は制限なしの通常開催で行い、多くの来場者で賑わって素晴らしい英和祭となりました。生徒たちが思いをこめた今年のテーマ「青春」が来場者の方々に伝わったのではないかと思います。お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。