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2023.07.31
Eiwa English Contest
7月29日、英語に興味・関心がある小学生を対象とした「英和イングリッシュ・コンテスト」を開催しました。小学校では新指導要領がスタートして3年が経過し、ますますグローバル化が進む時代を背景に、児童のみなさんがよりいっそう楽しく興味を持って英語活動に向き合うことを期待して毎年開催しています。
参加者の多くは開場時間と共に来場し課題文を繰り返し読み直すなど緊張した面持ちでしたが、イギリス人の先生と一緒に行ったウォームアップ体操で笑みがこぼれ、会場である礼拝堂の空気が一気に和みました。
参加者は県内の小学校に通う、英語圏の国での生活経験が6ヶ月に満たない小学校5、6年生の児童です。自己紹介の後、以下の5つの課題文から選んだFairy Taleの暗唱を行いました。

① Goldilocks and the Three Beast ② Beauty and the Beast ③ Cinderella ④ The Ugly Duckling ⑤ Sleeping Beauty
一番人気は、④のThe Ugly Ducklingでした。
9人の出場者が思い思いの表現方法で発表を行いました。マイクは使いませんが、みなさん大きな声ではっきり話していました。

審査は本校の日本人の英語教師1名、ネイティブの先生1名によって行われました。英語の発音やイントネーションはもちろんですが、ジェスチャーや表情なども審査対象になります。自己紹介で自分の個性を元気にアピールする出場者もいて、緊張は伝わってくるのですが楽しんでいる様子が見られました。
審査をしている間、音楽部によるステージがあり全日本合唱コンクールで披露する曲「しずけき祈りの」など3曲を披露。清らかな歌声が礼拝堂に響くと凛とした空気が漂い、発表が終わった小学生のみなさんはリラックスして聴き入っていました。
休憩の後、第1位~3位と審査員特別賞の発表がありました。
審査員の先生からは、レベルが高く審査が難しかったと説明があり、入賞できなかったとしてもコンテストにチャレンジしようと決めてステージに立つ事が素晴らしく、全員が賞に値すると称賛の言葉がありました。また、英語は「世界へつながるドア」なので、これからも英語を使って色々な出会い、たくさんの経験をしてほしいとお話がありました。
精一杯やり遂げたこの経験は、これからの自信につながると思います。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

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