2025.10.24
2025年度 全校修養会

10月23日に「全校修養会」を行いました。
校長先生の奨励では、かつて恩師が「修養会は人生の途中下車である」とおっしゃったことが紹介され、「今日は日常から離れ、人生の途中下車をして、新しい風に吹かれながら過ごしましょう」と、お話がありました。
校長室だより:10月23日 全校修養会奨励 “途中下車”
校長先生の奨励では、かつて恩師が「修養会は人生の途中下車である」とおっしゃったことが紹介され、「今日は日常から離れ、人生の途中下車をして、新しい風に吹かれながら過ごしましょう」と、お話がありました。
校長室だより:10月23日 全校修養会奨励 “途中下車”

今年は青山学院大学の森島豊教授を講師にお迎えし、「あなたを必要とする誰かがいる」と題した講演が行われました。
最初に、聖書の「イザヤ書第43章」に登場する名前を自分の名前に置き換え、隣の人とペアを組んで相手に心を込めて読んでもらいました。「これは聖書の読み方のひとつです。聖書は第三者に向かって語っているのではなく、読んでいるあなたに神様が直接語りかけている言葉として受け止められる書物だからです」とのお話を伺い、自分に向けられた言葉であることを実感しました。
最初に、聖書の「イザヤ書第43章」に登場する名前を自分の名前に置き換え、隣の人とペアを組んで相手に心を込めて読んでもらいました。「これは聖書の読み方のひとつです。聖書は第三者に向かって語っているのではなく、読んでいるあなたに神様が直接語りかけている言葉として受け止められる書物だからです」とのお話を伺い、自分に向けられた言葉であることを実感しました。

「この世に不必要な存在は一人もいません。誰かや自分自身が何を言ったとしても、あなたが存在しているのは神が望まれたからです。それはつまり、あなたが神に愛されているということです。だから、どんなときもくじけずに、前を向いて希望を持って生きていくことができます。決してあなたは一人ではありません。神様がいつも共にいてくださるからです」と、お話しくださいました。

この日は18名の牧師先生にお越しいただき、各クラスに分かれて「牧師と共に」の時間を持ち、身近に語り合いながら聖書の言葉や人生について深く考える機会を持ちました。

最初に生徒たちから「牧師になったきっかけは?」「好きな聖書の言葉は?」「どんな時に神様に愛されていると思いますか?」などの質問がありました。また、教会についてのお話を聞いたり、リラックスした雰囲気の中で意見を交わし合って、ご指導いただきました。

講演後、中1と高1、中2と高2、中3と高3がペアをつくり、教室でグループディスカッションが行われました。簡単な自己紹介の後、森島先生の講演を聞いての感想を話し、印象に残った点などそれぞれの意見を出し合い、理解を深めました。また、今年の宗教主題である「愛されている私たち」の意味について考えました。

午後からはこれまでの話し合いで得たことなどをまとめ、「講演を聴いて」と題した感想文を書き、班ごとに読み合い班代表を決めクラス代表を選びました。
聖書の言葉や牧師先生方との対話を通して、神様の愛を身近に感じ、一人ひとりが大切な存在であると実感できた心に残る一日でした。
聖書の言葉や牧師先生方との対話を通して、神様の愛を身近に感じ、一人ひとりが大切な存在であると実感できた心に残る一日でした。






